Tie Up

Handmade silk neckties

A Quiet
Signature.

一本ずつ裁ち、一本ずつ縫う。
結び目のかたちが、その人の言葉になる。

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Craft

結び目の内側に、
手の跡がある。

ネクタイは、布を三枚に裁って重ねただけの道具です。だからこそ、裁ち方と縫い方の違いがそのまま結び目のかたちに出る。締めた瞬間にわかる差を、工程の側から説明します。

01
45° WARP / WEFT
裁断台に重ねたバーガンディのシルクツイル。織り目に対して斜めに白いチョーク線が引かれている。

Step 01

織り目に対して、四十五度で裁つ

シルクをバイアス、つまり織り目に対して斜めに裁ちます。縦横に裁つより生地は倍近く要りますが、この角度でしか布は伸びも戻りもしません。結んで解いたあと、翌朝には皺が引いている。その復元力は、柄でも織りでもなく裁ち方が決めています。

02
CROSS SECTION 表地 裏地 芯地
大剣の裏を開き、内側のクリーム色のウール芯地を見せている職人の手元。

Step 02

芯地の番手で、結び目の大きさが決まる

表地と裏地のあいだに、ウールの芯地を入れます。厚ければノットは大きく硬く、薄ければ小さく柔らかい。同じ生地でも芯を替えれば別のネクタイになるので、季節と表地の重さを見ながら番手を選びます。ここが既製品と分かれる工程です。

03
SLIP STITCH たるみ 逃げ
裏返した大剣の中央を走る一本のスリップステッチ。糸にたるみが残されている。

Step 03

一本の絹糸を、たるませて通す

剣先から大剣まで、途切れない一本の糸で縫い留めます。糸はぴんと張らず、あえてたるみを残す。締めたときに布が糸のなかを逃げるので、生地に無理がかからず、ほどけば元の長さに戻ります。ミシンでは再現できない、この一本が寿命を決めます。

Fabric
シルク100%イタリア・コモ/英国マクルズフィールド産
Interlining
ウール芯薄手・中厚・厚手の三番手から選択
Stitch
手縫いスリップステッチ/バータック留め
Made in
日本八王子の自社アトリエで一本ずつ仕立て

Collection

一本の型を、
五つの色で。

型は一つだけです。大剣幅八センチ、全長百四十八センチ。生地も芯地も縫いも共通なので、選ぶのは色だけ。迷う要素を減らすことが、いちばん親切だと考えています。

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